[実際、手にとってみる]


電子辞書の購入を心に決めたものの、とりあえず街の電気屋に出かけた。いくつかのホームページでも指摘されていたことだが、購入に際し、実際に手にとって触ってみることが肝心であるからだ。職場の帰りに新橋駅前のキムラヤにふらっと入った。わたしは最近秋葉原には出かけなくなり、もっぱら新橋のキムラヤを利用する。

店頭には、思いのほかたくさんの種類の電子辞書が並んでいた。むかしのポケットコンピュータくらいの大きさかと思っていたが、予想していたよりも本当に小さかった。キーボードの打ち心地は、どれも十分実用に耐えうるものであるとは思ったが、やはり人によって好みが分かれるところである。手にとることの大切さを実感した。

圧倒的に小さかったのは、名刺サイズのソニーのヤツ。そう、S女史が持っていたやつだ。わたしにとって大きさは非常に大切な要素だ。実際、手にとっていろいろやってみたが、単に語義を調べるだけではなく、さまざまな機能があることを知る。自分にとってどういった機能が必要なのかを考えておかねばならないだろう。そして、コンテンツ。原稿を書く関係上、国語辞書は欠かせない。できれば大きいものがいい。もちろん、英和・和英も。各出版社ごとにいろいろ辞書は数多くあるが、これも好みによって購入候補が変わって来る。もう少し、研究しておいた方がいいと感じる。コスト・パフォーマンスも大事だ。

結局、もう一度、レビューを確認することにして、出直すことにした。(つづく)


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