第3 競争を実質的に制限することとなる場合
 以下では、まず、「競争を実質的に制限することとなる」の概念について、判例を用いて解説し、次に、具体的判断要素を列挙する。これら判断要素を総合的に勘案して、第2で画定したそれぞれの一定の取引分野ごとに当該企業結合が競争を実質的に制限することとなるかどうかを判断する。

株式保有、合併等に係る「一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなる場合」の考え方
経済法関連法令・ガイドライン
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