コンピュータ講座

2004年5月開講のご案内

★ 2004年度講座は終了致しました.


-TSP初学者を対象とした計量分析の基礎-

 回帰分析の基礎理論と、統計処理ソフトTSPの実践的活用方法について学習する基礎コースです.データの収集に始まり、データ加工、分析、結果の読み取り、結果レポートの作成といった一連のプロセスをマスターすることを目的としています.
 内容は大学院修士課程(主に商学研究科・経済学研究科)で行うコアコースにつながるよう構成されています.


期間

平成16年4月19日(月),20日(火),21日(水),22日(木)      各日6・7時限(18:10~21:00 ) (講義および演習)

場所

三田キャンパス
19日・20日・21日の前半は107教室、それ以外のパソコン演習は大学院校舎3階 331教室(パソコン室)で行います.

受講料

5,000円(教材配布の費用として)

募集人員

25名 (対象は本塾在学の学部生・大学院生のみ) 募集対象は在学生のみです.

募集期間

平成16年4月1日(木)~平成16年4月15日(木)

申込場所・連絡先

慶應義塾大学産業研究所事務室(大学院校舎8階)
電話 03-5427-1597


講座内容

 第1日~第3日の前半は講義、第1日~第3日の後半および第4日はパソコン演習を行います.具体的な内容は以下の通りです.

第1日 回帰分析の基礎、データの収集

目的:基本的な回帰分析の理論と各種統計量の読み方をマスターする.Websiteよりダウンロードしたデータを、TSPを用いて処理・分析する方法を学習する.

内容:回帰分析、回帰係数の有意性検定、データの収集

講師:産業研究所 専任講師 宮川幸三

第2日 時系列データを用いた分析、データ加工、グラフ出力

目的:時系列データを用いる場合に「誤差項の独立性」の仮定が満たされるかどうかの検定方法、および仮定が満たされない場合の対処方法を学習する.

内容:自己相関の検定、AR1モデルの推計方法、残差グラフの作成

講師:産業研究所 共同研究員 山本悠介

第3日 クロスセクションデータを用いた分析、結果レポートの作成

目的:クロスセクションデータを利用する際の問題点である不均一分散について、TSPを用いた検定方法や対処する推定方法を学習する. また、TSPの出力結果をどのようにレポートとしてまとめていくかを簡単に学習する.

内容:不均一分散の検定、加重最小二乗法、レポートの作成方法

講師:産業研究所 共同研究員 中野 諭

第4日 演習

目的:第1日~第3日に学習した内容に関する問題演習を通して、計量分析に関する一連のプロセスを実際に体験する.

内容:パソコン演習

講師:産業研究所 専任講師 宮川幸三


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